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October 13, 2006

10月12日 近畿大学農学部の自主ゼミASANTE主催のGMOシンポジウムに参加しました

以前、このブログでもご案内いたしましたが、10月12日に奈良県富雄にある近畿大学農学部の自主ゼミASANTEが主催したGMOシンポジウム「GMOは食糧危機を救えるか」にパネラーとして参加してきました。

パネラーは推進派議論として、同大学農学部バイオサイエンス学科の重岡成教授、慎重派議論として同学部環境管理学科池上甲一教授と尾関の3名。

最初に重岡教授が、「GMOの現在と未来」と題して、GMOが生まれた簡単な経緯、現時点の状況、日本国内にどのくらい既にGMO食物が入っているかを「自給率」も合わせてお話下さいました。

続く池上教授は、「GMOはアフリカを救うか?」と題して、GMO、特に「商品化されている【第一世代】の作物」に限定して、GMOの力への疑問(収量が上がるというが数年経つと収量が下がってくる、除草剤耐性のはずが数年使っていると雑草が除草剤に対して耐性を持ってきてしまう等で、GMOを使っている生産者からモンサント社が訴えられていること等)、GMOの推進の背景にある開発費用回収という企業の死活問題が背景にあること、知的財産としてGMOを見た場合TRIPS(貿易関連知的所有権)協定がどう(生産者に)影響するか(自家採種が特許の対象となる等)、アフリカの現状、援助の中でGMOの存在等をお話下さいました。
「優生保護法・ロボトミーとGMOの論理構造は共通性があるのではないか?」「誰に取っての技術か」そして、「レッテル張りは思考停止を生む。○○論を鵜呑みにせずに実証して見る姿勢」の大切さを説かれました。

尾関からは「農家にとってほんとうに大切なもの〜アフリカの現場から〜」と題して、ジンバブゥエの画像と合わせながら、乾燥している気候、古い大陸(古い土)という状況の説明、土地や水が公正に分配されていない現状、種の問題(自家採種できない一代種F1が主流、インフレ、値上り)等に加え、援助という構造の中で選択の余地がない点などを伝えました。

シンポジウムには学部生だけでなく、先生方も参加され、3名の発表の後やパネルディスカッションでも様々な質問、コメントが出されました。

尾関にとっても、勉強になったシンポジウムでした。

報告書が作成されるとのことですので、関心がおありの方はぜひASANTEをご覧下さい。
(尾)

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October 06, 2006

10月12日 GMOシンポジウム

10月12日に、奈良県の近畿大学でGMOシンポジウムが開かれ、パネラーとして参加することになりました。詳細はこちら↓↓↓↓↓

□■GMOシンポジウム■□
〜GMOは食料飢餓を救えるか〜
 GMO(遺伝子組み換え作物)は生命の進化の歴史の挑戦であり、さまざまな利点を
秘めています。また一方で安全性が確実に立証されないまま世界に広がろうとしている脅威でもあります。

 今、世界中には8億4千万人以上の人々が日々飢えに苦しみ、5億人以上が栄養失調に陥っています。GMOは新しい時代の申し子として食料飢餓を救えるのか?

 このシンポジウムはGMOに対して推進派・慎重派双方の見方から皆さんとともに考えていくことを目的としています。

 是非みなさまの参加を実行委員一同お待ちしています!!

日時:2006年10月12日(木)
時間:16:20〜19:00
場所:近畿大学農学部キャンパス 新校舎211教室
地図:http://nara-kindai.unv.jp/inde-x06.html
*事前予約不要 直接会場へお越しください。

プログラム
16:20 開始 挨拶  プロローグ−GMOとは?アフリカの現状−
16:50 GMOの現在と未来 (近畿大学農学部バイオサイエンス学科 重岡成教授)
17;20 GMOはアフリカを救うか?(近畿大学農学部環境管理学科 池上甲一教授)
17:50 〜休憩〜
18:00 農家に本当に大切なもの−アフリカの現場から− (アフリカと日本の開発のための対話プロジェクトDADA 尾関葉子氏)
18:30 パネルディスカッション
19:00 懇親会(場所:農学部キャンパス内) フェアトレードのお菓子やドリンクなどを用意しています


主催:近畿大学フェアトレード団体ASANTE http://www.geocities.jp/asante_kindai/index.html
  
お問い合わせ asante-kindai@mail.goo.ne.jp


関西地区の方、ご参加をお待ちしております!

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9月21日 JICAつくばで講義をしました。

9月21日、JICAつくばで、野菜畑作技術研修の研修生8名を対象に、「NGOの活動事例」としてDADAおよびAZTRECの活動を紹介しました。

研修はアジア、アフリカ、中南米からの参加者で構成されており、実践が中心ですが、理論の部でNGOの活動事例が組み込まれています。

研修生の出身がどこかによって、NGOに関する情報・知識・理解が異なり、NGOへのイメージも大きく違うようです。

NGOに対して「良い活動をしている」と答えたのはアフリカの国からの研修生。(私がNGOスタッフだから)アフリカ特有の社交辞令か、あるいは、やはりアフリカではNGOが開発の分野で重要な役割を担っているのか…、複雑な気持ちでした。

とは言うものの、NGOが大規模な事業を展開しており、金持ちで(資金が潤沢)、高額の給料をもらい、高級車を乗り回す、というイメージなのは、共通のようで、DADAやAZTRECの事例には驚いたようでした。

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調布市の市民活動支援事業「えんがわファンド」から助成を受けました。

DADAがメールボックスを置かせていただいている調布市の市民活動支援センターの市民活動支援事業「えんがわファンド」から、DADAの今年度の国内事業(ジンバブゥエ理解講座)に、5万円の助成をいただきました。

理解講座はシリーズでおこないますが、講義や音楽、ディスカッションなどの工夫をこらして親しみやすい内容にする予定です。

詳細が決まりましたらまたご案内申し上げます。

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9月14日〜16日。NGO・JICA相互研修

9月14日〜16日の3日間、東京、広尾のJICA地球広場で、NGO・JICA相互研修が開かれ、検討委員の一人として準備に携わってきた尾関が分科会ファシリテーターとして参加しました。
今回のテーマは「住民主体の開発とガバナンス」。「住民主体の開発」や、「ガバナンス」の概念やイメージ、キーワードをだしあい、自分達なりの定義を出してみます。

その後、NGO、JICAそれぞれの事例を聞き、事例分析を経て、テーマである住民主体の開発とガバナンスを可能にするための条件や自分達(NGO、JICA)の強みや弱み、改善策などを検討しました。

昨年の研修から、研修の成果を各参加者の仕事に活かすために、個々がアクションプランを出しました。

参加者はJICA、NGO双方で17名。10年以内の経験年数という応募条件なので、若い参加者がほとんどですが、中には、尾関が以前アフリカ日本協議会にいた頃にお世話になったベテランの方もおり、勉強になった3日間でした。

この後、参加者の一部が海岸研修に参加します。

報告書は来年はじめにできあがる予定です。

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9月4日 帰国しました。

8月2日から9月4日までのジンバブゥエ出張を終え、帰国しました。

帰国後すぐにご報告ができていなくて、申し訳ございません。

今回の一か月は村での滞在期間が長く、今まで聞くことのできなかった村の人の話をじっくり聞かせていただくことができました。

種保存庫建設についても、AZTRECとじっくり話ができ、有意義な滞在となりました。

9〜10月は行事が多いですが、近い内に種保存庫建設の中間報告をさせていただきます。

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