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May 18, 2008

「貧困アフリカ 世界乱す」…(?!)

沖縄タイムス 2008年5月5日 1版 国際面
「貧困アフリカ 世界乱す」
テロ・紛争・環境破壊、感染症拡大
今夏サミット支援検討 地球課題解決へ 日本の指導力鍵
写真
1枚『昼下がり、トウモロコシ粉を水に溶かした飲み物を数人で回し飲みする子どもたち。「昼食」は数十秒で終わった=4月15日、タンザニア北部アルーシャ近郊のナイシニャイ村』)

先日、こんな記事がありました。通常、沖縄ではあまりアフリカ関係の記事は多くありませんので、紙面の3分の1弱を占めたこの大きさは、普段アフリカを気にしていない人の目も引いたかもしれません。

著作権の関係上、記事の内容をこと細かく書くことはできませんが、貧困が「構造的リスク」である、と指摘したOECD事務総長のコメントを載せています。また、「地球温暖化とも密接にからみあう」問題とした上で「アフリカ南部で干ばつの被害が報告されている」こと、最近の国際食料価格の高騰などをうけ、FAOが「貧しいアフリカで”社会不安を引き起こす”と警鐘をならした」と書かれています。その上で、2005年のサミットで公約された援助額倍増が履行されていないことに触れ、今サミットの「リーダーシップが期待される」と結ばれています。

しかし、この記事のタイトルは、まるで「アフリカの貧困せいで、世界が乱れている」、というように受け取られかねないと思いませんか?

さらに私がこの記事で気になったのは、「アフリカの貧困が、世界=私たちの生活に影響する」→だから、なんとかしないといけない、というように読み取れたことです。裏を返せば、私たちの生活に影響しない、しかも自分たちが”被害者として”影響しないのであれば、この地球上にどんな生活をしている人がいようとかまわない、というように読めるのはうがった見方でしょうか?

私が何か記事を誤解しているのか、それとも認識が間違っているのかもしれませんが、ちょっと気になった記事、というかタイトルでしたのであげてみました。

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