« July 2008 | Main | September 2008 »

August 29, 2008

五輪報道の後で(雑感)


 ようやく北京五輪が終わりましたね。
 この間、新聞のどこを開いても、どこも五輪一色で、ほかに報道することないのかなぁ・・・と思いながら、でも、ちゃんと五輪報道は読んでしまっていました。

 アフリカネタではないのですが、気になったというか、そういうものかぁと思ったのが、競泳で二連覇・二冠をとった北島康介選手の報道。

 世界新記録を出して100m平泳ぎに優勝した時、直後のインタビューでは最初、まったく声を出せずに、タオルにかおをうずめている姿がテレビで映し出されていました。この人をしてもそうなのか・・・と見てるこちらも胸が熱くなるのを覚えたのですが、ご覧になられた方はいらっしゃいますか?

 少したってから、落ち着いてきたのか、それでも、いつもの北島節ではなかったのですが、最後に、インタビュアーの方が、「前回のアテネでは、『チョー気持ちいい』とおっしゃっていましたが(←このへん、言葉はうろ覚えですが)、今のお気持ちは?」というフリがあって、それに答えるように、小声で「チョー気持ちいい」と答えてくれた場面がありました。

で、翌日の新聞。   見出しには「チョー気持ちいい」


そうかなぁ・・・。

 これって、いわゆるやらせ?と、思いました。リクエストにお答えして、そう言ってくれたという印象があっただけに、これ(あのアテネの名せりふ)つかったの?とちょっと違和感を覚えました。

 8月初旬に発行したDADA会報のメディア・ウォッチの頁にも書かせていただいたのですが、「記事」が、現場の人や事実を視野にいれて書かれているのに対し、「見出し」は、明らかに、読者(だけ)を視野にいれて作られるんですよね。そう考えると、この見出しを作った人は、読者が、あの「チョー気持ちいい」という言葉を期待していたと考えたのでしょう・・・。

 もっとも、この「見出し」には、後日談のようなものがあって、その次の新聞からは、いくつものコラムで、「何もいえねぇ」という方のせりふが使われていました。落ち着いて考えると、今年の金メダルのせりふは、やっぱりこちらだと考えたのでしょう。

 新聞の見出しも、記事やニュースを見た瞬間のひらめき、あるいはノリが大切なのかもしれませんね。ノリって、その時の瞬発力は見せられるけど、時間が経っても輝いている見出しを作り出すのは、難しいものなんだと、ちょっと感じた記事でした。(お)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

August 20, 2008

2008年上半期、気になる記事募集中です!

 今年も、「気になるアフリカ記事」を募集します!

 昨年は、1年間分をまとめて年末に募集したのですが、やはり下半期の記事が殆どでした。まぁ、レコード大賞とか新人賞とかも、〆切ぎりぎりの10月や11月に出た曲が対象になりやすいという話もあるので、記憶に新しい記事が多いのも無理ないかもしれません。

 今年は、日本語の記事(新聞、ネット上)だけでなく、海外で報道されていて、日本では報道されていない記事も募集します。アフリカや欧米では注目されていた記事なのに、日本では報道されない記事など、気に留まった記事がある方は、ぜひ応募下さい。

 そういえば、ずっと前のサッカーのW杯だったか、日本と南アフリカの試合中継をジンバブウェで見ていたら、日本選手がゴールした瞬間、映像がなぜか、南アのスポーツバーに切り替わって、嘆いている南アの人たちの姿が映ったのでした。それには見ていた我々全員が愕然。あとできいたら、この中継は、アフリカ全土同じだったようで、それからしばらくは、あの映らなかったゴールと話題になりました。

 ところ変われば品変わるで、ぜひお寄せ下さい。お待ちしています。(お)


| | Comments (0) | TrackBack (0)

August 18, 2008

福岡正信さん死去

 今朝の新聞で、福岡正信さんがお亡くなりになったことが報道されていました。95歳でした。

 福岡さんは、特にその著書『自然農法 わら一本の革命』が世界中の国で翻訳されていた方です。アジアのノーベル賞と呼ばれたマグサイサイ賞やインド最高栄誉章を受賞されている方で、「日本では無名だが世界で一番知られている日本人」と評した知人もおります。

 「自然農法」と呼ばれた、稲や麦を肥料や農薬を使わず、「何もしない」農法を「確率」された方で、中でも、何種類もの種をまぜてつくった泥団子のようなもの(「粘土団子」というのだそうです)を遠くまで投げて、芽が出るのを待つ、というユニークな緑化の方法も考案された方です。

 私が最初にそのお名前に触れたのは、1980年代後半の頃で、当時仕事相手であった、ボートピープルとなってフィリピンに上陸したインドシナの人々を第三国(生まれ故郷が第一、たどり着いたところが第二、そこからさらに他の国に定住する時、第三国と言っていました)に受け入れてもらうための手続きを担当しているアメリカの女性でした。日本にたびたび来日する彼女らが、「わら一本の革命」、「フクオカマサノブ」と、著書を探していただのですが、全然見識のない私、手帳に書いたままでした。
 
 福岡さんがどなたなのか、知ったのは、ずっと後のアフリカ関連の仕事を始めてからで、日本に来日したジンバブウェのパーマカルチャーの第一人者でもあるジョン・ウィルソンさんは、コーディネートをしてくれた方が、福岡さんの知り合いと聞いて、日程を変更して、会いに行きたいと言ったくらいです。(結局変更は無理でしたが)

 私自身が、福岡さんにお目にかかった・・・というより、お話をうかがったのは、それよりも後で、宮城まり子さんが渋谷で開いた講演会でした。タンザニアの緑化のために出発される前のことでした。多分、団子を宮城まり子さんの合歓の木学園の子供たちが手伝ったのではなかったかと思います。記憶が定かではないですが。

 その講演で、福岡さんは、小学生が「おじいちゃん、がんばって」というはげましのお手紙をくれたことを紹介していました。いい話だなぁと思って聞いていたら、福岡さん、怒り出しました。「年寄りなんて引っ込んでろ、俺が行く!」と今の若者はどうしていえないのか、という嘆きでした。これが最後、とおっしゃっていましたが、その後も行かれたのかもしれません。

 知人が働く団体でも、同じように粘土団子を作ったり、福岡さんを招いてアフリカに言っていただいたりしたようです。あの粘土団子の種は、いまどうなっているんでしょう。ずっと上空の天国からなら全貌を把握できるかもしれませんね。ご冥福をお祈りします。 合掌 (お)
 

| | Comments (0) | TrackBack (0)

August 04, 2008

会報8号発行しました!

8月3日の日曜日に、地元の西部公民館で会報発行しました。
今回は400部印刷。5人で作業すると、早い早い・・・。

今号は、かねてよりお知らせしている通り、「ジンバブウェ特集」です。
Ts340797

途中、ちょっとハプニングがあり、ただいま、「パラフィン」の正しい説明方法を聞いています。その正誤表ができたら、すぐに発送しますので、もう少々お待ち下さい。

会報、ご希望の方は、ぜひ事務局まで:dada-africa@nifty.comです。(お)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« July 2008 | Main | September 2008 »