January 05, 2012

11月のアフリカ記事(朝日・毎日・東京)

さっそく、11月の件数をご報告します。

ウガンダ 0,2,0件
エジプト 13、13、13件と、なぜか三社とも同じ記事件数でした。
エチオピア 0、0、1件
ガンビア 0,1、0件
ケニア 1、5、1件その他2件
コンゴ 2、2、0件
ジンバブウェ 0、2、0件
スーダン 7、6、3件
ソマリア 2、2、0件
チュニジア 0、0、1件
ニジェール 1、0、1件
ナイジェリア 1、2、1件
モザンビーク 0、1、0件
モロッコ 1、1、1件
南アフリカ 1、1、2件
リベリア 6、3、1件
リビア 6、5、9件
ルワンダ 1、0、1件
その他 1、1、2件

エジプト総選挙があったこと、スーダンへの自衛隊PKOが蹴ってしたことがあって、その関連の記事が目につきました。

加えて、カダフィ大佐没後のリビア、ノーベル平和賞を受賞したリベリアのサーリーフ大統領を中心にリベリアルポや、総選挙の話題が件数として群を抜いていました。

他には、ソマリア関連で、ルワンダ軍が護衛に入るというニュースもありました。モロッコの各社1件ずつというのは、下院議員選挙の速報。ほかに、アフリカ投資の違法商法が摘発されたり、イタリアでの移民に対する国籍問題が掲載されていました。

COP17直前だったこともあり、記事が増えるかと思いましたが、それほどでもなく、大きく載ったのは、温暖化の影響とマラリア、水位上昇などをまとめた記事(朝日)くらいでした。

詳細は、また後日アップします。(お)

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October 20, 2011

9月のアフリカ記事(毎日新聞)

9月の毎日新聞アフリカ記事です。

リビア 4件
ニジェール 2件
ソマリア 1件
東アフリカ 1件
ケニア 1件+6件*
ソマリア 1件
スーダン 1件
セネガル 1件
コンゴ 1件
南アフリカ 4件
ザンビア 1件

の25件でした。

9月目立ったのは何と言っても、26日に亡くなられたアフリカの女性初のノーベル平和賞受賞者ワンガリ・マータイさんの記事6件。毎日新聞がコラボしているMOTTAINAI(もったいない)運動の推進者でもあったことから、扱い方は他社より多く大きかった。記事の殆どは、四分の1以上の大きな扱い。死去のニュースは9月26日夕刊一面で取り上げていた。たとえば朝日新聞9月は、死去の記事が1件。

リビアの記事はすべて、欧米や国連の対リビア政策の記事。
ニジェールの記事2件は、リビアのカダフィ大佐の三男がリビアの隣国ニジェール当局に拘束されているというニュース。記事はカイロ支局。

南スーダンは、日本がPKOに参加するかどうかに関する記事。
国連平和維持活動(PKO)への陸上自衛隊の派遣検討に対するPKOを統括する国連職員(なかみつ・いずみさん)へのインタビュー。

コンゴの一件は、同じように、日本人絡みの記事。
ひと 青年海外協力隊OBで初の特命全権大使 冨永純正さん(61)(文と写真 根本太一)

ソマリア『米が暫定政府支援 ソマリア情勢転機 過激派を首都から撃退 民間企業通じ軍事訓練』(9月15日 国際面 ワシントン白戸圭一記者)。
は、米政府の動きから解説している記事。白戸記者は元ヨハネスブルグ支局長。同記者が、今年の4月に出版された『日本人のためのアフリカ入門』(ちくま新書)』で書いているとおり、アフリカ記事は、欧米絡みでないと掲載されないのだろうか・・・。とはいうものの、アメリカがらみ、アメリカの見方の記事であっても、ソマリア情勢の記事は少なく、国際面で久しぶりに大きく扱われた記事(紙面四分の一強の大きさ)でした。

国際面といえば、リビア記事、南スーダンへの日本のPKO参加検討の記事を除くと、国際面でのアフリカ記事は、前述のソマリア記事他は以下の2件のみ。

■ ザンビア 大統領選で野党当選(ヨハネスブルグ)(9月24日)
■ アフリカに無人機基地 米、テロ組織攻撃で (ワシントン共同)(9月22日)


目を引いたのは2件、いずれもスポーツ記事

男子バスケ 高校総体の優勝末梢 04年・福岡第一 留学生年齢詐称で(9月4日社会面)

高校総体バスケットボールで男子優勝した高校のセネガル人留学生が年齢を詐称していたために同校の優勝が抹消されたという記事。ケニアから陸上で留学しているということは、知っていたが、バスケットでもセネガル人留学生がいるというのは自分には初耳。知らない間に、アフリカから日本にくる理由(目的)が広がってきていると知った。(今頃で、お恥ずかしいです)

もう一件は、南アフリカのセメンヤ選手の記事。
『セメンヤ復活 女子八百準決勝』(9月3日スポーツ面)、『セメンヤ晴れやか 女子八百』(9月5日スポーツ)

セメンヤ選手といえば、昨年世界陸上のの女子800メートルの覇者だが、あまりに彼女が速いために、性別疑惑が浮上し、彼女の個人的な医学調査の結果まで暴露される(デマかもしれないが)ということまでおこり、彼女のことが発端となり、日本国内でも、性別が医学的にあいまいなまま生まれてくる人もいることが記事になったり、大きな波紋を呼んだ件で印象に残っている。

彼女自身への疑惑は、黒人、アフリカに対する差別とも受け取られた。彼女があまりに強すぎるからこのようなバッシングをするのだという批判記事も南アやアフリカでの報道に見られた。彼女の肌が白くて、あるいは欧米の選手であったら、このような疑惑が大きく取り扱われることにはならなかったのではないだろうか?という批判には、アフリカが受けてきた過去の傷が癒えていないことを伝えている。

なにより、当人への社会的バッシングはひどいものだったのではないか。あまり大きいとはいえない記事だが、この2件で、ほっとした気分になった。記事は、過去に強すぎるために性別疑惑問題が浮上したことにもさらりと触れており、思い出した人もいるはず。「前回は金メダルだったが、今日の方がいい気分」というコメントも紹介されている。

疑惑そのものは、新聞が作り上げたものではないけれど、当人を傷つけたのは確か。傷つけっぱなしじゃなくて、復活したときにちゃんとフォローの掲載があったことが、私的には、今月の一押し記事。

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8月のアフリカ記事(毎日新聞)

8月の毎日新聞アフリカ記事、見落としたか?と思うほど、少なかったです。

リビア、エジプト関連の記事は継続して掲載がありましたが、サハラ以南のアフリカ記事はほとんどありませんでした。

・ソマリア 『乳幼児2万9000人餓死 ソマリア飢餓で米政府推計』(8月5日夕刊) ヨハネスブルグ高尾具成記者)

・ウガンダ 『ひ・と・も・よ・う 人生にはバランスが大切』(8月13日 夕刊) 長崎のハウステンボスで人気のアフリカンダンスのお二人の紹介

・ 中国・スーダン 『外相、スーダン訪問 南北仲介 石油権益も確保』(8月14日 国際面) 北京・工藤哲記者

以上の3件のみです。

毎日は、昨年あたりから、アフリカ記事がぐっと減りました。
とくに、国際面での扱いがほとんどありません。毎日は難民支援キャンペーンをしていることもあって、難民問題関連の記事はときおりみかけますが、このソマリアの記事も、アフリカ大陸側では、5月ごろから警鐘がならされていた問題。アメリカがでてこないと記事にならないのか?万単位の餓死者数推計がでないと記事にならないのか?と思ってしまいます。残念ですね。


(毎日新聞のアフリカ記事、4月~7月は、担当者不在のため、クリップ記事はありません。ご了承ください)

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October 06, 2011

7月のアフリカ記事(産経新聞)

7月のサンケイ新聞の記事は、南スーダン独立、リビアのカダフィ政権、エジプトなどがめだちました。

エジプト記事が12件
スーダン、南スーダンが9件、
リビア3件、
ソマリアが2件、
モロッコ2件、
南アフリカ、アンゴラ、チュニジアがそれぞれ1件。

リビアの記事、エジプトの記事、スーダンの記事が目立った月です。

 南スーダンが
7月9日にスーダンから分離・独立を宣言したことから、南スーダンに関する記事が目立ちました。件数だけでなく、扱いも多きく、紙面半分以上の記事は年表、地図、南北スーダンの比較表つき。現地取材ではなくカイロから。「まめちしき」、「主張」といった解説記事でも扱われていました。(「主張」は、南スーダンにPKOを派遣するための、国内法整備をうながす記事)

サンケイは、
べた記事と呼ぶのか、短い事実報告の記事にアフリカ記事が目立ました。(18件)そのべた記事でも、スーダンは圧倒的。南スーダンの国連加盟承認、日本が国交樹立、中国外相が訪問へ、スーダン沖で難民船沈没、JTがスーダンたばこ大手買収と16件中5件がスーダン、エジプトは7件。

 エジプトの記事の12件のほかに、「新エネルギー現地から考える(6)」という連載でサウジアラビアがとりあげられ、その中の地図と表(中東各国の主な原発計画)にエジプトが。エジプトは、ロシア、中国と協定を結んでいるらしく、25年までに4基を計画。その後かわったりしていないのだろうか。

 タイトルには「アフガン」が入っているものの、リビアやチャド、スーダンといったアフリカの国がらみの解説記事が「緯度 経度」に掲載された「仏軍のアフガン派遣が問うもの」(パリ 山口昌子記者)。」内容は別として、フランスが、現在コートジボアール、チャド、ソマリアに派兵している数字が示されている。

 南アフリカは、1件。南アフリカの水泳選手がモナコの元首とゴールインのおめでたいニュース。そのほか4件ほど五輪招致がかかるオリンピック委員会(IOC)の開催地だったことで、ダーバンの名前が目に留まりました。

 ちょっと目をひいた記事:「希望大国 ブラジル」というブラジル特集記事(連載)。内容は、携帯電話のテレビ地上デジタル放送の方式が、日本以外で日本方式を採用したのはブラジルが初めてなのだそうだ。今では、日本方式ではなく、日伯方式と呼んでいるらしい。で、記事の下のほうに南半球の地図がついていて、アンゴラが赤くなっている。?と思って記事を読んでいくと、2月にブラジルにアンゴラが日伯方式を採用すると表明したという一行が。

 そうかぁ。アンゴラでは日本の携帯が使えるようになる可能性が高いってことかなぁ?え?違う?でも、小さい記事だけど、ちょっとわくわく感ある記事ではないですか?こんな小さなところまで目を通して送ってくださるクリッパーさんに感謝。

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8月のアフリカ記事(東京新聞)

前述の朝日新聞と異なり、東京新聞は、アフリカ記事多いです。

8月は、
リビア関連の記事が27件。
エジプト記事が7件、
ソマリアが5件
ナイジェリアが3件、
ケニア3件、
エチオピア2件、
ガーナが1件、
タンザニア・ウガンダ記事が1件、
コートジボアールが1件、
南アフリカが1件でした。

そのほか、『データで見る』という日曜版に掲載されている連載では、コーヒーの特集で、アフリカ地図も載っていました。2014年ブラジルW杯大会の予選組み合わせ一覧にもアフリカの国名が並びました。

リビア記事は、
ほぼ毎日リビアの記事が出ていたことになります。
筆洗(朝日新聞でいう天声人語のような朝刊一面に掲載されるコラム)、社説やコラムなどでも取り上げられていました。記事の大きさも、紙面半分以上のものも多く、日本が注目している中東(アフリカではない?)記事なのだということが伝わってきます。


ソマリアは、社説でも触れられていました。
 NGOの写真広告も含まれています。記事ではないですが、写真のインパクトが強い広告です。
 『二本の支援食糧盗まれ市場へ? ソマリア』という記事がありました。日本がかWFPに送った食糧が横流しならぬ盗まれて市場に流れている(かもしれない)という内容です。

 でも、この手の記事は、昔から報道されてきていますが、今回も真相は解明されていません。
 現地にいくと、WFpやUSAIDの袋や缶は頑丈だし長持ちするので重宝がられるのか、市場でもよく見かけます。二度三度使い回しされているのかもしれませんね。食糧を配布された人々が売っているのかもしれません。この記事も、タイトルに『?』がついているとおり、謎の部分が多い記事です。記事中の『事実』は、日本が近年WFP向けにどのくらい支援をしているか?という点、AP通信記者がUSAIDや日本、WFPのマークが印刷された袋の食糧を見たというもの、文末に、ソマリアで300万人が食糧難に直面しているという3点だけ。ほかは『推測』で、読者に『推理』させているというもので、ちょっとがっかり。8月17日の記事ですが、その後の報告記事は載らないのでしょうか・・・。

エジプトの記事は、
ほとんどがカダフィ大佐絡み、政局関連の記事でした。
が、一つ『不当拘束9年』という大きな見出しの紙面4分の1の大きさの記事がありました。難民救援ボランティアとしてアフガニスタンに入っていたエジプト人男性が現地でけがをしたのですが、隣国に搬送後、米軍にテロ容疑者と間違われてグアンタナモ収容所にに拘束されていたそうです。


ガーナの記事は、上述の内容とちょっと似ています。
 東京入国管理局が強制送還したガーナ人に対して、警備員らが過剰な制圧行為をしたために死亡したという訴えを家族が東京地裁におこしたという記事。カイロ行の航空機に搭乗させる際、『タオルでさるぐつわ、手足に手錠、手とベルトを結束バンドで固定。ぐったりした後も、詐病と決めつけ救護措置を取らず』と家族は言っています。裁判が真相を究明してくれることを祈るのみです。

タンザニアとウガンダは、同じ1つの絶滅危惧種の記事。
エチオピアとケニアは、マラソンの記事、
コートジボアールは、日本大使館が再開したという記事でした。

ちょっと目がひいたのは、サッカーU22の試合で日本がエジプトを破った記事。記事のほとんどは、試合のことなのですが、最後にエジプトの敗因に触れていて、小見出しが『断食影響あった』。試合日はラマダン中だったらしくそのため『動き切れを欠く場面が目立った』とか。ほかの記事の中でも、『エジプトの選手は万全の状態ではなかったが・・』と書かれています。エジプトの監督は、『(先発のうち)8人は夜中の2時に食べてからは何も飲んでいないし食べていない』と語ったそうです。


* * *

メディア・ウォッチ、当分はブログにアップしていく予定です。
掲載は、月に2回。ボランティアさんが来られる隔週木曜日にアップします。

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8月のアフリカ記事(朝日新聞:東京)

時間がずれますが、8月のアフリカ記事です。

まずは、朝日新聞(東京)

シリアが2件、
リビアが9件、
スーダンの記事が1件でした。

リビアやシリアは、ずっと続いているカダフィ後の中東情勢の記事ですね。記事も中東総局の記者さんが書かれているのでしょうか、カイロ発が多かったです。

スーダンの記事は、7月の分離・独立後の状況の記事でした。ハルツームに記者がはいり取材されたものです。関連して『視点』やインタビューが掲載されていましたが、あわせて(紙面3分の1くらいの大きさ)1件とカウントしました。


昨年までは、サブサハラとしていたので、リビアははじいていましたが、カダフィ大佐がAUの議長になったあたりから、扱いをどうしたらいいのか、検討中でした。このところ、リビアやエジプトの記事を除いてしまうと、アフリカ記事はほとんど見当たらないのが現状です。

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9月のアフリカ記事(朝日新聞:東京)

久しぶりの更新です。

メディア・ウォッチ、サイトをご覧くださっている方はおわかりと思いますが、更新が遅れています。
クリップしてくださる方は増えているのですが、入力が追いつかなくて、ごてごてになってます。

そこで、今月から、前月にどんな記事が載っていたのか速報のような形でお届けしたいと思います。

まずは、9月の朝日新聞から:

9月の朝日新聞(東京)は、リビア関連の記事が13件、ケニアの記事が1件でした。

リビア記事は、日本人記者5名が、トリポリ、ベンガジ、バニワリード、ニアメ(ニジェール)、アジスアベバ(エチオピア)などから取材をしていました。カダフィの後のリビアの情勢、現地からリポートが中心です。

1件のケニアの記事は、死去されたマータイさんの話でした。

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January 11, 2010

1月11日 毎日新聞の記事から

今日の毎日新聞、フランスとイタリアでの移民排斥の動きが報道されていました。

まず、4頁総合面のパリ福原直樹記者が書いた「「フランス人とは何か」-- サルコジ政権が問い ゆがむ論議 広がる反発」という見出しの記事。(記事全文はこちら↓)
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2010/01/11/20100111ddm012030065000c.html
(注:毎日新聞のサイトは、記事は2ヶ月しか掲載されていないので、3月1日以降はリンクは使えないと思います。ご了承下さい。)

もう一件は、6頁国際面のローマ藤原章生記者が書いた「アフリカ系移民、差別に抗議 住民と衝突、500人脱出 イタリア南部」という記事。(記事全文はこちら↓)
http://mainichi.jp/select/world/news/20100111ddm007030182000c.html

 ちょうど、ナイジェリア青年のテロ未遂事件があったこともあって、なんか気になる記事でした。テレビでも彼のニュースをやっていて、彼が通っていたという学校の生徒にインタビューしていましたね。「彼は誰とも話しをしなかった」などといわれていましたけど、彼、差別されていたのかなぁ。言葉のせいだけなのかなぁ、などと、勘ぐりながらニュースを見ていたので、こういう記事は、ものすごく暗くなります。

 記事の最後に、「失業を外国人のせいにする風潮」がでてきているという風に書いてありました。そもそも、イタリアの事件のことは、「アフリカ系移民2人が空気銃で撃たれ」たのが発端らしいです。読んでいくと、事件のあった南部は、失業率は都市の2倍あるみたいなんだけど、実際は働いている職種が異なっていて「移民と職を奪い合うことはない」って書かれてある。・・・でも、外国人のせいにされちゃうんですね。

 年末に、同じ藤原記者が、ギリシャへの不法移民の記事を書いていたんですが、
(ギリシャ:ヒオス島ルポ 押し寄せる不法移民)記事全文はこちら↓
http://mainichi.jp/select/world/europe/archive/news/2009/12/31/20091231ddm007030039000c.html
(注:2月1日以降はリンクされない可能性があります)

 この記事には、「イタリアの最近の世論調査では、(中略)移民を脅威と感じる人が減っている」とありましたが、世論調査って、都会の人が中心なのでしょうか?一般的にはそう思うけど、何かあるとやっぱり外国人のせいで・・・って思うのでしょうか?う~ん、思うかもしれない・・・。

 フランスの場合も、「フランス人とは何か」「国民の誇り」とかの議論を使いながら、移民・イスラム人排斥の動きになっているという内容です。・・・・・。日本も、他人事とはいえない気がする記事です・・・。

 コメントを求められていたパトリック・ベイユ氏(仏国立科学研究センター特別研究員)が「国家や国民のアイデンティティ」を求める動きは、市民やアカデミックの動きならあってもよいけど、「政府が行い、公式文書を残すような場合は、どんな内容になっても国家を分裂させるだけだ」っていう発言は大切なことを言っていると思いました。
 
 今はどこも不景気だし、自己防衛のために他人を誹謗中傷してしまうこともあるかもしれない。(いや、いいことだとは言わないけど。)偏見や誤解もあると思うけれど、国家権力がそれに加担したりそれをあおったりすることだけは絶対にやってはいけないんだと思うのですが・・。

 (いや、そういうことを書くと、じゃぁ、DADAの支援しているジンバブウェの大統領はどうなんだ!という声が飛んできそうだけど、それはちょっと違うぞ!・・・・と話が脱線しそうなので、それはまた今度)

 話題を戻して、記事の話。そしてメディアの話。
 フランスでは、「論議」を支持したル・モンド紙も、最近では反対の立場をとっているみたいだけど、イタリアではそうしたメディアの動きはないんでしょうか?翻って、日本だったらどう?

 日本の場合は、アフリカからの人たちということだと、地域差があるから目につかないのかもしれないけれど、個々には、同じようにいやな思いをしている人は多いのではないでしょうか。知り合いも、アパート借りるのに何軒も不動産やさんまわったって聞いているしなぁ・・・。

 日本だって日本人ではない人はたくさんいるわけで、一部で排斥運動が起こっているのも事実。でも、そういうのって、あまり記事にならないですよね。

 人権とか人種差別とかの記事になると、どこの国の記事なのか、身につまされることが多いです。(お)

 

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ひさしぶりにメディア・ウォッチ ブログ

久しぶりに、メディア・ウォッチのブログ書きます。

 元旦の新聞に、今年の世界とか国内の大きな動きのカレンダーが載ることがありますよね?朝日・毎日・読売の3紙を見てみましたら、南アフリカのW杯以外の動きは殆ど触れられていませんね。

 唯一、朝日新聞が、ルワンダの選挙を書いていました。

 おまけに、元旦から4日までの新聞で、毎日新聞は、アフリカからの記事ひとつもなし。マータイさんに関係する記事があったのみでした。その後は、ナイジェリア人の男性のテロ未遂で「ナイジェリア」が紙面に登場し、昨日のトーゴのサッカー選手たちがテロに襲われた記事が中心になりました。

 今年も、そうしたニュースばかりがとりあげられるのかなぁ・・と、新年早々暗くなったわけであります。

 今年は、がんばって、記事一覧入力がんばります!1月中に2009年版を終わらせるぞ~
 

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April 03, 2009

2008年 気になる記事(その1)

 2008年の気になる記事ほかのアンケートをお願いしています。(アンケートはこちらの頁から)

 メディア・ウォッチの座談会は新年になってすぐおこなうつもりだったのですが、2008年は、年末にジンバブウェ出張があり、年明けて報告会があるなどしてちょっとずれこんでいます。ごめんなさい。それでアンケートのお願いも4月4日までという年度まで越してしまう様になってます・・・。ちょっと反省。

 さて、メディア・ウォッチのアフリカクリップですが、(これも更新が遅れてますo(_ _)oペコッ なんかあやまってばかりですが・・・)先日、新潟日報の1年分を更新しました!

 そこで気がついた、とても気になる記事が・・・。
 クリップの集計には黄色いマーカーでハイライトしておいたので、見ていただければ記事の見出しを読むことができます。

 8月31日の記事、「12億人 野外で用足し 衛生的トイレ普及せず WHO報告 子供の命に脅威」という記事。写真に「屋外のトイレの前で列をつくって順番を待つナイジェリアの子供たち(WHO提供)」というキャプションでナイジェリアの子供の写真が使われています。

 でも、本文には、「ほかにもサハラ砂漠以南のアフリカなどの途上国を中心に普及が進んでおらず・・・」という表現はありますが、「特に状況が深刻で、全人口の半数近い48%が野外で用を足しているとされた」と紹介されているのは、インドやパキスタンの南アジアの国。それなのに写真をアフリカで使いたがるのはなぜ?と疑問に思いました。 偶然なのかもしれませんが、アフリカが遅れているというイメージをさらに植えつけているように思いませんか?「いや、考えすぎです」とはいえないと思います。

 アンケートの中には、「アフリカ」という言葉から浮かんでくるイメージをお聞きしていますが、「貧困、病気」という回答が目だちます。いや、トイレも確かに事実ですが、なんかしっくりいかない写真でした。(お)

 アンケート、まだまだ募集しています。(アンケートはこちらの頁から)

 


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